なぜ塗装が必要なのか
外壁塗装は、建物の外観を美しくするだけではありません。
塗装は家の傷みの原因となる『防水効果』を復元し、家の耐久性を高めるはたらきがあります。
塗装は外壁の「耐水性」を高め、『長持ちする家』にする大切な役目を果たしています。
こんな症状に気づいたら塗装のタイミング
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クラック(ひび割れ)
ひび割れの事をクラックといいます。モルタルを吹き付けた壁や、サイディング、漆喰の壁でおこります。放っておくと、雨漏りや、鉄筋コンクリートの場合、鉄部のサビにつながります。
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チョーキング
壁を手でさわって、チョークのように白い粉がつく現象をチョーキングといいます。ALCパネルや、サイディングの壁、モルタルの壁でおこります。チョーキングは劣化のあかし。壁のひび割れやゆがみを引き起こします。
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コーキングの劣化
サイディングの壁のつなぎ目を埋めるコーキング。このコーキングにひびが入ったり、はがれてきてしまっていたら注意です。隙間から雨水などが浸透してしまいます。
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塗装のはがれ
塗装が数年ではがれてしまった場合、施工不良というのが一般的です。一度ははがれだすと、水が外壁内に侵入して範囲がどんどん広がってしまいます。
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鉄部のサビ
屋根や手すりなどの鉄部のサビ。サビは進行が早く、腐食が進みます。
塗料の種類
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水性塗料
水が主成分の水性塗料は、匂いがほとんどしないのが特徴です。現在では、環境面から見て、主に使用されています。
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油性塗料(溶剤系)
シンナーなどの有機溶剤が主成分の油性塗料は耐久性に優れ、雨水にも強く、塗料密着が良いのが特徴です。一方で値段が高く、臭気のきつさ、保管に注意が必要といった面があります。
また、樹脂の種類による分類もあります。
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アクリル系塗料
耐久年数:2~3年価格は安いが、耐久性が低い。こまめに手入れが必要。まめに塗り替えをしたい。とにかく安く済ませたい方に。
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ウレタン系塗料
耐久年数:5~7年密着性に優れている。塗装の剥がれが気になる箇所に使える。予算の都合上、あまりお金を掛けたくない。塗料のはがれが気になる箇所がある方に。
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シリコン系塗料
耐久年数:7~10年現在最も主流になっている塗料。価格と耐久性のバランスが良く人気。安い塗料は嫌だが、高すぎるのも困る。費用対効果の高い塗料を選びたい方に。
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フッ素系塗料
耐久年数:12~15年価格は高いが耐久年数が長いので長期的に考えると1年あたりの価格は安い。足場を掛ける面積が大きい住宅に。長い目で見て安い塗料が良い方に。
塗料の選び方
塗料といっても上記のように、種類は様々です。
現在、多くの人に選ばれているのはシリコン系の塗料。価格と耐久性のバランスが人気です。 しかし、「全てにおいて完璧な塗料」というのも存在しません。
お客さまがこだわりたい点、妥協できる点を考えてください。
信州ペイントでは、お客さまのニーズに合わせ、最適な塗料をご提案させていただきます。